【2024年版】浜松・浜名湖で潮干狩りするならここ!おすすめスポット6選
今回は静岡県浜松市の潮干狩りスポットを紹介いたします。
最初に言ってしまうのですが、浜松市では年々貝が取れる量は減っていますので、たくさん取りたい方は愛知県で潮干狩りをするのがおすすめですよ。
穴場 大崎海岸
大崎海岸は、潮干狩りに適した穏やかな波が魅力のスポットです。近くには便利な無料駐車場があり、そこから海岸までは少し歩く必要がありますが、その道中も地元の人々の姿が見られ、地域に根付いた活動が感じられます。
海岸には大きな石が点在しており、潮干狩りをするには少し工夫が必要です。表層の石をどかし、その下の砂を掘ることでアサリなどの貝を見つけることができます。たとえこの日アサリが少なく苦労することがあっても、家族と共に楽しむことができるでしょう。
設備面ではトイレや水道の不足はありますが、気軽に訪れて潮干狩りを楽しむには十分な場所です。ただし、浜名湖でのアサリ採取には一人当たり1日2kgという制限があるため、持ち帰る量には注意が必要です。
弁天島海浜公園
静岡県浜松市にある弁天島海浜公園は、家族で楽しめる潮干狩りのための理想的な場所です。この公園は浜名湖に隣接し、地域で最も人気のある潮干狩りエリアの一つです。特に、赤い鳥居で知られる弁天島海水浴場から約100メートルの地点に位置するアクセスポイントからは、渡し船を利用して潮干狩り地へ簡単に行くことができます。活動は干潮の約2時間前から始まります。
このエリアは浅瀬が広がり、子ども連れの家族も安全に楽しむことが可能です。便利な設備として、シャワー、売店、足洗い場、更衣室が完備されており、渡し船の料金と入漁料が一体となった料金設定も魅力の一つです。
弁天島海浜公園は舞阪町弁天島に位置しており、入園無料です。潮干狩りシーズンは4月1日から8月31日まで、海水浴シーズンは通常7月の第1土曜日から8月31日まで開設されています。アクセスは東名高速道路の浜松西IC、浜松IC、または三ケ日ICからそれぞれ約25分、30分の距離にあります。より詳しい情報は弁天島海浜公園の公式ウェブサイトで確認できます。
都筑海岸
「都筑海岸」は静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑に位置する、家族向けの潮干狩りスポットとしておすすめです。この海岸は天竜浜名湖鉄道東都筑駅から歩いて約15分の場所にあり、アクセスが容易です。
海岸は東側に位置する海水浴場と、西側に広がる釣りエリアに隣接しており、ウィンドサーフィンやセイゴ釣り、ハゼ釣りといったマリンスポーツや釣りを楽しむことができるのが特徴です。潮干狩りのエリアは遠浅で砂利が敷かれた浜が広がっており、シーズン中には多くの家族連れで賑わいます。アサリ採りが特に盛んで、豊富なアサリを見つけることができます。
また、広々とした駐車場が完備されているため、浜名湖エリアをドライブしながら気軽に立ち寄ることが可能です。入場は無料で、詳細情報は三ヶ日町観光協会から提供されています。
中之島
中之島は浜名湖に位置する、家族連れにとって理想的な潮干狩りスポットです。この地域は無料で利用でき、特に春から初夏にかけての干潮時、早朝や夕方が潮干狩りに最適な時間帯とされています。
穏やかな海岸線が広がる中之島では、小さな子どもたちも安心して海辺で遊ぶことができます。この地域の豊かな生態系にはアサリやシジミを含む様々な貝類が生息しており、訪れる家族には採取の楽しみが提供されます。潮干狩りを通じて、多種多様な貝類が見つかり、採取体験が充実しています。
舘山寺サンビーチ
舘山寺サンビーチは、浜名湖の隣にある美しい砂浜で、夏の海水浴と潮干狩りを一緒に楽しむことができる理想的な場所です。特に、夏の季節には多くの観光客で賑わうことから、この地域は非常に人気があります。豊かな海の生態系を持つこのビーチでは、アサリをはじめとする多種多様な貝類が見つかります。
潮干狩りに最適なのは低潮時で、この時間帯に活動することで豊富な貝を発見するチャンスが増えます。初心者でも安心して潮干狩りを楽しめるように、ビーチ近くで開催されるワークショップでは、基本的な方法やテクニックが指導されます。また、舘山寺サンビーチのもう一つの魅力は、その絶景です。浜名湖と富士山を背景にして、家族や友人との思い出に残る体験ができます。
村櫛海水浴場
村櫛海水浴場は浜名湖に隣接しており、浜名湖村櫛遊漁組合によって運営されています。このスポットでは潮干狩りをはじめとするさまざまなアウトドアアクティビティを楽しむことができ、家族や友人との素晴らしい時間を過ごすのに理想的です。
アクセスは渡し船を利用して行われ、渡し船のチケット売り場では潮干狩りに必要な熊手やバケツ、軍手、サンダルなども販売されているため、何かを忘れてしまっても安心です。また、施設には無料で使用できる温水シャワーが完備されており、海水浴後にも快適に過ごせます。
海の家では、釣りや漁業体験、遊覧船の利用、オートキャンプなど、多彩なレクリエーションが提供されています。潮干狩りは通常4月から8月まで行われていますが、2024年の潮干狩りは中止が予定されています。営業時間は8:30から17:00までで、干潮時には1〜2時間の時間変動があります。入場料は大人1,600円、子供800円で、主にアサリが採れます。
静岡県浜松市西区村櫛町5750に位置し、浜名湖村櫛遊漁組合へのお問い合わせは053-489-2410まで。公共交通を利用する場合は村櫛海水浴場から渡船で約500メートル、車でアクセスする場合は浜名バイパス坪井1.Cから10分、浜名湖ガーデンパークからは西へ2分、舘山寺温泉からは南へ約15分です。駐車場は200台分の無料スペースがあります。
潮干狩りのポイント
潮干狩りの成功にはいくつかの重要なポイントがあります。まず、干潮の時刻を事前にチェックし、海岸への訪問を最適な時間に合わせることが大切です。
また、熊手やバケツなど、潮干狩りに必要な道具を準備しておくことも重要です。さらに、貝の生息する場所を正確に把握することが求められます。貝類は砂地、泥地、岩場など異なる環境を好むため、これらのエリアを見分けることができれば、効率的に採取することが可能です。潮干狩りを行う際には環境保護を心掛け、採取の制限を守るなど、責任ある行動を取ることが推奨されます。
- 潮干狩りの適期と天候チェック:潮の満ち引きアプリを利用して、最適な日を選びます。
- 準備するものと服装のポイント:適切な服装と必要な道具を整える。
- 安全に楽しむために:天気予報と注意報を事前にチェックし、安全を確保します。
- 食べられる貝の種類と基礎知識:採取した貝の種類を知り、食べられるものを見分ける。
- 砂抜きと保存方法:採取した貝を美味しく保つための処理と保存方法。
潮干狩りに持っていきたいもの
潮干狩りに行く際に持っていくと便利なものをいくつかご紹介します。
- 長靴またはウォーターシューズ – 潮が引いた岩場や泥地を歩くときに滑りにくく、足を保護します。
- バケツや網袋 – 採集した貝類を入れるために必要です。バケツは水を入れておくのにも便利です。
- シャベルやくまで – 砂や泥の中から貝を掘り出すために使います。
- 手袋 – 手を保護するため、また冷たい水や鋭い貝殻から手を守るために役立ちます。
- 日焼け止めと帽子 – 長時間外にいるため、日焼け対策は必須です。
- 軽食と飲み物 – 特に水分補給は重要です。潮干狩りは体力を消耗する活動なので、小休憩でエネルギーを補給できるように。
- タオルと着替え – 濡れたり泥だらけになったりする可能性があるので、着替えを持っていくと安心です。
- ゴミ袋 – 採取後のゴミや使い終わった物を持ち帰るために必要です。自然をきれいに保つためにも、持ち込んだものはすべて持ち帰りましょう。
おすすめ潮干狩りセット
貝について
潮干狩りで採集可能な食用貝類には、様々な種が存在します。ここではその中でもポピュラーな貝類の特徴をご紹介します。
まず、アサリは潮干狩りでよく見かける貝で、浅い砂地に生息しており、その殻は白や黒の帯が特徴的です。次にハマグリは、アサリに似ていますが、より大きくて肉厚であり、砂地で見つかることが多いです。シジミは主に淡水や汽水域に生息し、その小さなサイズからは想像もつかないほど味が濃いため、出汁を取る際に重宝されます。最後に、バカ貝(アオヤギ)は、泥や砂地に潜んでおり、独特の食感が魅力です。
【食べるための貝の下処理と保存方法】 採集した貝の砂抜きは、海水または塩水(水に対して塩分濃度約3%)で行います。貝は水面に出ないようにして、少なくとも12時間は砂抜きをさせることが理想です。保存に関しては、貝が乾燥しないように湿った新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室などで保管します。この方法で生の状態を長持ちさせ、新鮮なうちに美味しくいただけます。貝の扱いには衛生を気をつけ、なるべく早く消費することが推奨されます。
まとめ
静岡県には、美しい海岸線を持つ無料で楽しめる潮干狩りスポットが多く存在します。特に中之島、舘山寺サンビーチ、三保海岸は、家族や友人と共に自然を楽しむのに最適な場所です。
潮干狩りを行う際には、海岸の生態系を保護するためにも環境への配慮が必要です。適切な採取方法を守り、活動が許可されている地域でのみ潮干狩りを行うことが大切です。また、禁止されている場所や活動が中止されているスポットの最新情報を事前にチェックすることが重要です。静岡の海岸では、自然の美しさを感じながら素晴らしい思い出を作ることができます。この機会に静岡の海を満喫し、潮干狩りの楽しさを体験してください。