【2024年版】静岡で潮干狩りするならここ!おすすめスポット8選
今回は静岡県の潮干狩りスポットを紹介いたします。
最初に言ってしまうのですが、静岡県では年々貝が取れる量は減っていますので、たくさん取りたい方は愛知県で潮干狩りをするのがおすすめですよ。
おすすめ潮干狩りセット
このセットはかなりコスパ良いのでおすすめです。これだけあれば潮干狩りで困りません。
クマデセット
手袋
コスパ最強な手袋。安全のため手袋はしたほうがいいです。
ウェーダー
ウェーダーを履いたら取れる場所が広がるので、本気で取る方に推奨します!3000円台のものです↓
弁天島海浜公園
弁天島海浜公園は静岡県にある家族連れに最適な潮干狩りのスポットとしておすすめです。浜名湖にある4つの潮干狩りエリアの中で最も人気があり、赤い鳥居が特徴の弁天島海水浴場からわずか100メートルの場所にアクセスポイントがあります。このポイントには渡し船で行くことができ、干潮時の約2時間前から活動が始まります。
この地点は浅瀬が広がっており、小さな子ども連れでも安全に楽しむことができます。シャワー設備、売店、足洗い場、更衣室が整っており、便利です。渡し船の往復料金と入漁料が一緒になっているのも嬉しいポイントです。
弁天島海浜公園は静岡県浜松市西区舞阪町弁天島に位置し、入園は無料です。海水浴シーズンは通常7月の第1土曜日から8月31日まで、潮干狩りシーズンは4月1日から8月31日までとなっています。アクセスは東名高速の浜松西ICから約25分、浜松ICから約30分、三ケ日ICからも約30分です。詳細情報については弁天島海浜公園のウェブサイトを参照することができます。
大崎海岸
大崎海岸は、潮干狩りに適した穏やかな波が魅力のスポットです。近くには便利な無料駐車場があり、そこから海岸までは少し歩く必要がありますが、その道中も地元の人々の姿が見られ、地域に根付いた活動が感じられます。
海岸には大きな石が点在しており、潮干狩りをするには少し工夫が必要です。表層の石をどかし、その下の砂を掘ることでアサリなどの貝を見つけることができます。たとえこの日アサリが少なく苦労することがあっても、家族と共に楽しむことができるでしょう。
設備面ではトイレや水道の不足はありますが、気軽に訪れて潮干狩りを楽しむには十分な場所です。ただし、浜名湖でのアサリ採取には一人当たり1日2kgという制限があるため、持ち帰る量には注意が必要です。
都筑海岸
次にご紹介する静岡での家族向け潮干狩りスポットは「都筑海岸」です。天竜浜名湖鉄道の東都筑駅から歩いて15分の距離にあります。この海岸は東側に広がる海水浴場と西側の釣りスポットが隣接しており、マリンスポーツや釣りを楽しむことができます。特にウィンドサーフィンやセイゴ、ハゼ釣りが人気です。
潮干狩りのエリアは遠浅の砂利が広がる浜で、シーズン中には多くの家族連れが訪れます。特にアサリ採りが盛んで、豊富に見つけることが可能です。また、広々とした駐車場も完備されており、浜名湖エリアをドライブする際に立ち寄るのにも便利です。
都筑海岸は静岡県浜松市北区三ヶ日町都筑に位置しており、入場は自由です。詳細情報は三ヶ日町観光協会にて提供されています。天竜浜名湖鉄道の東都筑駅からのアクセスは約15分となっています。
中之島
中之島は浜名湖内にある、家族連れに人気の潮干狩りスポットで、利用料は無料です。この場所は穏やかな海岸が広がっており、小さな子供たちが安全に海の生き物とふれあうことができる環境が整っています。潮干狩りに適した時期は春から初夏にかけてで、特に干潮の早朝や夕方が最良の時間帯です。
中之島での潮干狩りでは、アサリやシジミをはじめとする様々な貝類が採取できます。このエリアの豊かな生態系は、訪れる人々に豊富な種類と量の貝類を提供しています。潮干狩りをする際には、環境への影響を最小限に抑えるために、持ち帰る貝の量に制限を設けることが奨励されています。この美しい自然環境を守りつつ、家族や友人と共に楽しい時間を過ごすことが可能です。
舘山寺サンビーチ
舘山寺サンビーチは浜名湖の隣に位置する魅力的な砂浜で、潮干狩りに最適な場所です。ここでは海水浴と潮干狩りの両方を一日で楽しむことができ、特に夏の時期には多くの観光客で賑わいます。この地域の海は多様な生態系を持ち、アサリを含む様々な種類の貝類が豊富に見られます。
潮干狩りのための最適な時期は低潮時で、この時間帯を利用すると、より多くの貝を探すことが可能です。初心者にも親しみやすいように、ビーチ近くで潮干狩りの方法やテクニックを教えるワークショップが開かれることもあります。舘山寺サンビーチの別の大きな魅力はその景観で、浜名湖と富士山の素晴らしい眺めを背景に、家族や友人との思い出深い体験ができます。潮干狩りを楽しむ際は、自然環境を尊重し、持ち帰る貝の量に気をつけることが重要です。
村櫛海水浴場
村櫛海水浴場は浜名湖村櫛遊漁組合により運営されており、潮干狩りを楽しめる施設が整っています。
この場所へは渡し船を利用してアクセスします。渡し船のチケット売り場には、潮干狩りに欠かせない熊手や軍手、サンダル、バケツなどが販売されており、何かを忘れても問題ありません。
施設内では無料で使える温水シャワーを完備しており、海水浴後のすすぎも快適です。海の家では、潮干狩りだけでなく、釣りや漁業体験、遊覧船の利用、オートキャンプなど多彩なアウトドアアクティビティが提供されています。
村櫛海水浴場は自然を満喫できる理想的なスポットであり、家族や友人と共に楽しい時間を過ごせます。
潮干狩りの期間は、2024年は中止が予定されていますが、通常は4月から8月まで開催されます。営業時間は8:30から17:00までで、干潮時刻に応じて1〜2時間の変動があります。入場料は大人1,600円、子供800円です。主にアサリが採れます。
住所は静岡県浜松市西区村櫛町5750です。お問い合わせは、浜名湖村櫛遊漁組合(電話: 053-489-2410)まで。アクセスは、公共交通を利用する場合、村櫛海水浴場から約500メートルの渡船距離があります。車の場合は、浜名バイパス坪井1.Cから10分、浜名湖ガーデンパークから西へ2分、舘山寺温泉から南に約15分の位置にあります。駐車場は200台分の無料スペースがあります。
御前崎遠州灘県立自然公園
最後に紹介する静岡で子供連れにおすすめの潮干狩りスポットは「御前崎遠州灘県立自然公園」です。この公園は静岡県の最南端に位置し、駿河湾と遠州灘に挟まれた御前岬周辺の美しい海岸線を活用しています。ここでは潮干狩りだけでなく、磯遊びやヤドカリ探し、海水浴といった多様なアクティビティが一日中楽しめる家族向けの施設です。
公園内の潮だまりでは、多くの小魚を見ることができます。岩場を越えると、遠浅の砂浜が広がり、アサリなどを中心に潮干狩りが楽しめます。また、この砂浜はウミガメの産卵地としても知られ、自然の美しさを満喫できる場所です。
御前崎遠州灘県立自然公園は御前崎市内にあり、市役所の建設経済部管理課施設管理係が管理しています。市役所から車で約20分の場所に位置しており、公園に関するさらなる情報は御前崎市の公式ウェブサイトで確認することができます。
三保海岸
三保海岸は静岡県にある、富士山を背景に潮干狩りが楽しめる無料の人気スポットです。この海岸は家族連れから特に好評で、小さな貝から大きなアサリに至るまで多種多様な貝類を発見できることが魅力です。遠浅の砂浜が広がるこのエリアは、子どもたちが安全に遊べる環境が整っているため、春から夏にかけて多くの人々で賑わいます。潮干狩りを行う際は、干潮時の時間を前もって確認し、海岸を保護するために持ち帰る貝の量に注意が必要です。三保海岸での潮干狩りは、自然の中で家族や友人と楽しい時を過ごす貴重な体験となります。
施設情報
- 住所: 〒424-0901 静岡県静岡市清水区三保
- 営業期間: 4月から8月
- 料金: 無料
- 特徴: 富士山を眺めながら潮干狩りを楽しめる
- 駐車場: あり
- 注意事項: 潮干狩りに最適な時間は干潮時刻の前後1〜2時間です。
瀬浜海岸
瀬浜海岸は、特有の「トンボロ現象」で知られています。これは干潮時にのみ現れる砂の道を使って、向かいの三四郎島へ徒歩で渡れるユニークな体験を可能にします。この自然の現象を体験できる時期に訪れると、潮干狩りを楽しむとともに、この自然の驚異を目撃することができます。瀬浜海岸での潮干狩りは、家族連れや自然愛好家に非常に人気があり、多様な貝類が見つけやすいと好評です。
潮干狩りを行う際は、干潮時刻を事前に調べて計画的に訪れることがコツです。さらに、環境保護を心がけ、取り過ぎないように注意し、自然を尊重する姿勢が大切です。瀬浜海岸では、この貴重な自然体験を無料で楽しむことができ、静岡県の豊かな自然を体感する絶好の機会を提供しています。
潮干狩りのポイント
潮干狩りの成功にはいくつかの重要なポイントがあります。まず、干潮の時刻を事前にチェックし、海岸への訪問を最適な時間に合わせることが大切です。
また、熊手やバケツなど、潮干狩りに必要な道具を準備しておくことも重要です。さらに、貝の生息する場所を正確に把握することが求められます。貝類は砂地、泥地、岩場など異なる環境を好むため、これらのエリアを見分けることができれば、効率的に採取することが可能です。潮干狩りを行う際には環境保護を心掛け、採取の制限を守るなど、責任ある行動を取ることが推奨されます。
- 潮干狩りの適期と天候チェック:潮の満ち引きアプリを利用して、最適な日を選びます。
- 準備するものと服装のポイント:適切な服装と必要な道具を整える。
- 安全に楽しむために:天気予報と注意報を事前にチェックし、安全を確保します。
- 食べられる貝の種類と基礎知識:採取した貝の種類を知り、食べられるものを見分ける。
- 砂抜きと保存方法:採取した貝を美味しく保つための処理と保存方法。
潮干狩りに持っていきたいもの
潮干狩りに行く際に持っていくと便利なものをいくつかご紹介します。
- 長靴またはウォーターシューズ – 潮が引いた岩場や泥地を歩くときに滑りにくく、足を保護します。
- バケツや網袋 – 採集した貝類を入れるために必要です。バケツは水を入れておくのにも便利です。
- シャベルやくまで – 砂や泥の中から貝を掘り出すために使います。
- 手袋 – 手を保護するため、また冷たい水や鋭い貝殻から手を守るために役立ちます。
- 日焼け止めと帽子 – 長時間外にいるため、日焼け対策は必須です。
- 軽食と飲み物 – 特に水分補給は重要です。潮干狩りは体力を消耗する活動なので、小休憩でエネルギーを補給できるように。
- タオルと着替え – 濡れたり泥だらけになったりする可能性があるので、着替えを持っていくと安心です。
- ゴミ袋 – 採取後のゴミや使い終わった物を持ち帰るために必要です。自然をきれいに保つためにも、持ち込んだものはすべて持ち帰りましょう。
貝について
潮干狩りで採集可能な食用貝類には、様々な種が存在します。ここではその中でもポピュラーな貝類の特徴をご紹介します。
まず、アサリは潮干狩りでよく見かける貝で、浅い砂地に生息しており、その殻は白や黒の帯が特徴的です。次にハマグリは、アサリに似ていますが、より大きくて肉厚であり、砂地で見つかることが多いです。シジミは主に淡水や汽水域に生息し、その小さなサイズからは想像もつかないほど味が濃いため、出汁を取る際に重宝されます。最後に、バカ貝(アオヤギ)は、泥や砂地に潜んでおり、独特の食感が魅力です。
【食べるための貝の下処理と保存方法】 採集した貝の砂抜きは、海水または塩水(水に対して塩分濃度約3%)で行います。貝は水面に出ないようにして、少なくとも12時間は砂抜きをさせることが理想です。保存に関しては、貝が乾燥しないように湿った新聞紙に包んで冷蔵庫の野菜室などで保管します。この方法で生の状態を長持ちさせ、新鮮なうちに美味しくいただけます。貝の扱いには衛生を気をつけ、なるべく早く消費することが推奨されます。
まとめ
静岡県には、美しい海岸線を持つ無料で楽しめる潮干狩りスポットが多く存在します。特に中之島、舘山寺サンビーチ、三保海岸は、家族や友人と共に自然を楽しむのに最適な場所です。
潮干狩りを行う際には、海岸の生態系を保護するためにも環境への配慮が必要です。適切な採取方法を守り、活動が許可されている地域でのみ潮干狩りを行うことが大切です。また、禁止されている場所や活動が中止されているスポットの最新情報を事前にチェックすることが重要です。静岡の海岸では、自然の美しさを感じながら素晴らしい思い出を作ることができます。この機会に静岡の海を満喫し、潮干狩りの楽しさを体験してください。